理学療法士、5月1日から営業開始

顧客との接触があるためこれまで営業を自主的に停止していた理学療法士(Physiotherapist)が5月1日から営業を開始する。ただし、マスクなど感染防止対策を十分にしているという条件が課される。

約27,000人の理学療法士がこれまで自主的に門戸を閉ざしていた。苦痛に耐えられない患者の治療は例外として続けていた。しかし、理学療法治療の需要は高まる一方だったので、営業を再開することになった。

再開はオランダ王立理学療法士協会(KNGF)、理学療法士認定協会(SKF)そしてパラメディカル・プラットフォーム(PPN)の団体の協議により決まったもの。ただし、理学療法士にかかっている患者すべてがすぐに治療を受けられるわけではない。急を要しない人は、接触を避ける規制に準じて治療を待たねばならない。治療の必要度は理学療法士が決めるという。せっかくの再開だが、医療関係者向けの感染防止用品不足という問題はまだ解決されていない。