今週末からの大幅規制緩和にOMTがゴーサイン

政府が計画しているさらなるコロナ規制の緩和は、アウトブレイク・マネジメント・チーム(RIVMの感染拡大予防チーム)によって承認され、本日夜に予定されている記者会見に反映される可能性が高い。
以下の緩和もおそらく今夜発表されると見られる。

・飲食店や文化施設は今週金曜日(18日)から閉店・閉館時間が午前1時まで延長される
・コロナパスが必要な場所、例えば映画館やスタジアムでは、1.5mの距離を置いて着席する必要がなくなる。また着席後はマスクも不要となる。
・最大収容数500人の場所では着席義務がなくなる。
・在宅勤務要請も最長で勤務時間の半分までに緩和される。
・2月25日から1.5メートルのソーシャルディスタンスが廃止される。
・コロナに感染した人は24時間症状がない場合には5日間の自宅待機(これまでは7日)となる。

この緩和提案について専門家は「病院の入院者数やICUの占拠率には大きな影響は与えないだろう。」と判断している。OMTはこれを受け入れるが、将来的に別の変異ウィルスが拡大した場合にはまた規制が強化される可能性も示唆している。また陽性者の自宅待機、手洗い、部屋の換気などの義務はこのまま続行する。

OMTは規制が緩和されても、高齢者や病人などへの考慮は必要だとしている。人との距離を保ったり、マスクを着用するなどの自衛も大切だとOMT。