ロックダウン緩和で飲食店や文化施設再開となるか? 条件は?
政府のコロナ対策に関し助言を行うアウトブレイク・マネジメント・チーム(OMT)は、昨日(日曜日)の閣僚会議に先駆け「飲食店は再開可能だが20時には閉店」を提唱した。首相官邸で行われた会議の結果は明日火曜日の記者会見にて発表されるが、OMTの助言は政府の決定に大きく影響するためおそらく再開は可能となる。
文化施設の再開も検討されており、夜の公演を考慮し閉館時間も20時以降となる可能性も高い。ただし飲食店に関してはまだ感染者数が多く予断を許さないことから、20時は厳守される。再開に関する条件は本日月曜日に詳細が検討される。例えば、館内での座席、飲食店でコロナパスの提示、最大訪問者数などの詳細である。
学校や接触業や小売業の再開となった前回(1月15日)の緩和による影響に関するデータはまだ分析されていない。ルッテ首相は、結果が良い方向であることを願うが、まだこの先については不確定要素が多いと述べている。
国立衛生環境研究所(RIVM)に登録された統計によれば、先週1週間の感染者数は242,961名。先々週の201,536より大幅に増加している。ただ入院者数は647名と先々週の940名より減少。同ICU入院者も146名から94名へと減少している。