近々コロナのスピードテスト、スーパーマーケットで販売

政府は近い将来に、医学的な監視下に置かないコロナウィルスのスピード検査キットを導入したい意向だ。たとえば、仕事やトレーニングをより安全にしたいと考えている企業、学校、大学などで使用できるほか、イベント会場や映画館、コンサートホールなどでも利用ができる。このスピード検査キットはスーパーマーケットやドラッグストアで販売される。デ・ヨング健康省大臣によれば4月にもこの検査キットは販売可能となるという。

このセルフテストでは、鼻の奥までいれる綿棒(痛みを伴う)は使用せずに短い綿棒を使うという。検査結果は15分で表示される。ただ、このスピード・セルフ検査は、従来の医療機関による検査より信頼性は低いと同大臣。微生物学者のクラウトマンス博士は、検査の結果は保健所で行うPCR検査より若干正確性に欠けるが、それでも信頼性は充分と言えると語っている。
ただし、もしこの検査で陽性という結果が出たり、症状がある人は保健所(GGD)で検査を受けたほうがいい。このセルフ・スピード検査は、あくまでも予防が目的であるので、症状がない人が使用するのが基本だ。