クリスマス休暇時期、コロナ規制緩和はあるか?

クリスマス休暇の時期が近づいているが、「部分的ロックダウンやコロナ規制は緩和されるのか」というのがオランダに住む人の最大の関心事である。昨日日曜日にも首相官邸に首相や大臣そして国立衛生環境研究所(RIVM)所長などが集まり、規制緩和について会議が行われた。会議の結果は火曜日の定例記者会見にて発表されるが、コロナウィルス感染陽性者数は相変わらず増加している。日曜日の感染者数は6814名と過去7日間の平均を上回った。この状況下では、現在の規制緩和はないというのが大半のオランダメディアの予想である。政府にコロナ関連のアドバイスを行っているアウトブレイクマネジメント・チーム(OMT)も、テレビ会見にて「ウィルスはまだ消滅していず、感染はまだ広がっているという状態でクリスマス時期の規制緩和はすべきではない」と発表している。

オランダは10月半ばから部分的ロックダウンに入っており、飲食店の閉鎖とスポーツイベントの中止などが実施されている。現在自宅に招待できるのは3人までだが、これがクリスマス時期には6人までに緩和されるという希望的観測もあったが、これもどうなるのかは未定だ。