コロナ陽性患者減少、小売業売上増加、クジラで止まったメトロ撤去作業

昨日RIVMが発表した1日のコロナウィルス感染者数は8306名と前日の430名減。ただし地域差は大きくアムステルダム周辺で大きく減少しているのに対しゼーラント州などでは増加している。さらに入院患者数も増えており、一部の病院では入院を受け付けないという状態に陥っている。陽性者の減少と入院患者の増加が、本日夜に発表される新たなロックダウン規制にどのように影響するのか。国民の健康と経済を計りにかけ政府は難しい選択を迫られている。

今年の第3四半期(7月から9月)の小売業は売上を大幅に伸ばした。中央統計局(CBS)によれば2005年以来最大の伸びだという。とくにオンラインショップでの販売は順調で2019年同時期と比較し40%の成長。第2四半期の55%増加に比較すると伸び率は若干低いものの順調だ。オンラインでの販売増加の要因はコロナ危機で実店舗での購入を控えていることにある。
またスーパーマーケットでの売上も6%の拡大を記録した。食肉店、チーズ専門店、酒店、青果店ではさらに売上が上昇し、9.2%の伸び。

地上10メートルで脱線しクジラの尾のオブジェのおかげで停止したメトロ列車は、今日から撤去作業が開始される。立地上撤去が難しいらしいが、特別仕様のクレーンが使用されるという。