部分的ロックダウンさらに規制強化か? 明日の記者会見予想

日曜日ハーグの首相官邸に集まった閣僚は、今週火曜日に記者会見で発表される予定のコロナウィルス規制について話話し合った。オランダ公共放送NOSと民放RTLが報道するところによれば、おそらく現在施行されている部分的ロックダウン規制は強化される見込みである。例えば、これまで屋外でのグループ形成は4人までだったがこれが2人になったり、美術館、映画館、劇場の一時的閉鎖などが予想される。

これらの追加規制はおそらく木曜日から開始される。規制強化はウィルス感染をさらに減らすため、「R指数」を1以下に落とすのが目的だ。「R」はウイルス感染者1人が次に何人に感染させるかを示す「実効再生産数」である。
さらに、地域ごとの規制強化も考えられる。例えば、一部の地域での夜間外出禁止や全面ロックダウンといった厳しい措置もあり得るという。部分的ロックダウンが始まった10月15日以降ウィルス感染者数は増え続け、1日あたり1万人を超えていた。週末にはこれが9千人代まで減ったが、入院患者数は増えている。

今回の話し合いで、ルッテ首相やデ・ヨング副首相らは、2週間の全面ロックダウンを提案していたが、フークストラ財務大臣やフラッパーハウス司法大臣らの強い反対にあっている。

(画像:会議に出席するため自転車で官邸にやってくるルッテ首相。NOSニュースより)