オランダでもHEMAやドラッグストアなどでマスク販売開始

6月1日から公共交通機関でのマスク着用が義務付けられたため、需要増加を予測しオランダの大手ドラッグストアやウェブショップがマスク販売を開始する。「Kruidvat」「 Etos」「Trekpleister」などのドラッグストアや「HEMA」そして大手ウェブショップの「Bol.com」で購入できる。ただし、医療用マスクは一般消費者用には販売しない。「HEMA」では国内540の店舗と駅内店舗で、大手ドラッグストアの「Kruidvat」は約1000店舗で販売する。

どの店舗でも買いだめや買い占めを防ぐため、一人が一度に購入できる数が制限される。「HEMA」では一人2箱まで。ドラッグストアの「Kruidvat」では20枚入りを一箱まで。どちらも紙製の使い捨てマスクである。「Kruidvat」ではオンラインで金曜日から、実店舗では来週から販売開始する。その後、洗って再使用可能な布製マスクも販売予定だという。

「bol.com」や「Etos」は、コロナ危機が始まった当時(医療用)マスクの在庫があったが、医療者向けのマスクが不足していたためすべて寄付したという。一般用マスクも在庫があったが、敢えて販売はしていなかったが、今後この在庫を一斉に販売する。どのチェーンも在庫は十分あるという。