タリスとユーロスター、マスク着用義務。オランダでも。
オランダとベルギーそしてフランスを結ぶ高速列車タリス(Thalys)とユーロスター(Eurostar)で、4日月曜日から乗客のマスク着用が義務付けられる。オランダの公共交通機関内でのコロナウィルス対策としてのマスク着用義務はこれが初めて。
マスクはいわゆるサージカルマスクだけでなく手作りのものでもいいという。「鼻と口がしっかり隠れ、飛沫が遮断できればいい。」とユーロスター。ちなみに4月30日開通予定だったアムステルダム・ロンドン直行のユーロスターは、コロナ危機により延期されている。フランスでは5月11日から、ベルギーでは5月4日からの公共交通機関でのマスク着用が義務付けられた。列車内だけでなくホームや駅舎内も同様だ。ベルギー鉄道NMBSでは、駅の自動販売機でマスクが購入できるようになった。
オランダ政府はマスク着用は医療関係者以外では「勧められない」という立場を変えていないが、公共交通機関は乗客間の距離を1.5メートルとるのが難しいため、マスクの着用義務化を訴えている。