6月1日からオランダの公共交通機関でマスク着用義務付け

3月16日のロックダウン以来、オランダの公共交通は運行本数を減らすなどの規制対策を行ってきたが、特別な事態が発生しない限り6月1日から以前のダイヤに戻る。ただし、乗客はマスク着用が義務付けられる。マスクはサージカル用のである必要はない。他の規制緩和とともに、6日夜政府がこれを発表する予定。公共交通機関(OV)は、この政府決定以前から1.5メートル間隔政策は列車やバスやトラム内では実行不可能だと主張、マスクの着用を提言していた。

規制緩和は顧客との距離が近かったり接触する職業である美容室やネイルサロンにも適用される。5月11日(月)から、マスク着用と予約制という条件で営業開始できる。予約時に、顧客がコロナウィルス感染の症状がないことを確かめる必要がある。美容・理容室ではマスク着用の必要はないが、顧客と顧客の間を1.5メートルとる必要がある。つまり椅子が多い場合には隣の椅子を空けるなどの必要がある。

またゴルフやテニスなど、人に接触する必要のないスポーツについては練習は5月11日より許可される。ただし競技会についてはまだ許可されていない。小学校は来週の月曜日から交代制で再開。中高等学校に関しては降臨祭後の6月2日から再開の計画中。