国王誕生日(4月27日)のフリーマーケットはオンラインで

例年はオランダ全土がフリーマーケット化する国王誕生日だが、今年はコロナウィルス対策で、家からオンラインで販売することになった。王立オラニエ連盟(KBOV)は当初、各種のオンラインサイトをひとつにまとめて国王誕生日フリーマーケットサイトを作る計画だったが、結局この案は実行されず、各団体に委ねることになった。

さて、国王誕生日に断捨離したものを売ろうという人やお宝を発見したいという人は、どのサイトに行けばいいのか? 日本のヤフーオークションのようなサイトはオランダにもある。ほとんどのサイトがオランダ語だが、Google翻訳などの翻訳機能を使えば問題なく閲覧や販売もできそうだ。

フリー・マルクトプラーツ(VrijMarktplaats)
オランダ最大のオークションサイト「マルクトプラーツ」に今年はフリーマーケットサイトが登場した。本物のフリーマーケットのように売りたいものを全部ひとまとめに画像に収めて紹介するというもの。

キカ・フリーマーケット(De KiKa Vrijmarkt)
上記のマルクトプラーツは、小児がん撲滅団体のKiKaと民放局RTLと共同で、KiKaフリーマーケットを開催している。3者が共同で販売者をプロモートするという仕組みで、売上の一部はKiKaに寄付される。参加者は、RTLにストーリーがある品物を見せたメールを送れる。特別な品物だと判断された場合には27日にRTLの番組で紹介される。

デジタル・衣料マーケット(De Digitale Kleedjesmarkt)
355の市町村が参加しているご近所ネットワークサイト「Nextdoor」もデジタル・フリーマーケットを主催する。販売は国王誕生日の朝7時から始まる。

オンライン・スタンド(Online kraampje)
この日に限り、ウェブショップが無料で自分たちのスタンドを掲載できる。1ウェブショップあたり50件の品物を販売できる。

今年の国王誕生日は家の日に