スーパー「アルバートハイン」、無人でレジなしの未来型ショップオープンb

オランダ大手スーパーマーケット「アルバートハイン(AH)」は先週スキポール空港の外に14平米の従業員なし、レジなしという未来型ショップをオープンした。この店はコンテナを使った小さなものだが、将来の拡大を目論んでいる。消費者にとっても長い列に並ぶ必要がなく、時間が節約でき簡単なシステムである。

デジタルショップと名付けたこの店を開店するまで、AHはザーンダムにある本社で実験を重ねてきた。AHでは顧客が自分で商品をスキャンして、無人レジでカード支払いをするシステムはずいぶん昔から取り入れているが、スキャンなしレジなしというのは画期的である。

顧客は店に入る前に支払用カード(デビットカードなど)を入り口でスキャンする。店のなかで好きなものを取り外に出ると金額がカードから引き落とされているというシステムだ。店のなかには20台のカメラと数台のスキャナーが設置されており、ものが取り出されると反応する。

実はこのシステムは米国ではアマゾンがすでに採用していて、Amazon-Goショップは185平米という大規模なものまである。スキポールのAHはまだ初期の段階で規模は小さく1度に3人までしか中に入れない。ただしアマゾンのようにアプリをダウンロードをする必要もなく、支払いカードがあればすぐに使えるというのがAHの無人ショップ。
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AH ニュースリリース