オランダ、強風注意報、航空もキャンセルや遅延

火曜日、オランダ全土が強風に見舞われている。ワッデン海地区では朝から時速100kmが計測され、交通も混乱、KLMオランダ航空は159便をキャンセルしている。沿岸地方ではこの嵐は一日中続くものと予想されている。

またところにより豪雨を伴う嵐となっているが、午後には内陸部で少し弱まりそうだという。国立気象台KNMIでは強風注意報(脅威度コードイエロー)を出し、注意を呼びかけている。

KLMは欧州便159便をキャンセルしているが、現在1本の滑走路しか使用できないため、他の航空会社でもキャンセルや遅延が出ている。さらに、沿岸地方では水位が上昇上昇しており、強風と相まって堤防の決壊が危ぶまれている。とくに先週コンテナの落下により損傷を受けた堤防もあるため、フローニンゲン州とフリースランド州では特別な警備が行われている。