ユトレヒトの郊外でライオンの子供が見つかる

ユトレヒトの郊外ティーンホーフェンでジョギング中の人が日曜日ライオンの子供を見つけた。ライオンの子供は犬用の小さな檻に入れられ、野原の真ん中に置かれていた。獣医によれば子供は生後4ヶ月程度だという。

ライオンの子供はその後オランダの北部アンナ・パウロウナにあるライオン基金に運ばれ、健康状態などを検査されている。担当獣医はこの新しい来客に目を丸くし、メディアの取材に答えている。「世界中を旅行しライオンや虎を見てきたが、檻に入ったライオンの子供が野原の真ん中に置き去られていることなんて初めての体験だ。」さらに、「檻が非常に粗末なつくりなので、ライオンがいつこれを破り逃走したとしても不思議ではなかったが、なんとか麻酔銃を打たずに済んだ」と述べている。

警察はライオンの持ち主を捜査中。最近ライオンを購入した人を知っていれば通報するよう告知している。