オランダ、ムール貝のシーズン始まる
例年より数週間遅いが、オランダの南西ゼーラントにのムール貝のシーズンが始まった。8月1日、イールセケ(Yerseke)にて最初のムール貝が潜水艦「ドレベル」によって海上に水揚げされ、公式ムール貝シーズンの始まりを告げた。今年のムール貝が例年より成熟が遅いのかは不明。ゼーラントのムール貝養殖業者は「自然の産物なのでこれだけは予想できない。2年前にはだいぶ早い時期に質の高いムール貝が水揚げされた。今年は例年より遅い。でも誰も理由がわからないんだ。冬が長かったから?そのへんの関連性はいまだにわかってない。」と述べている。
今年のムール貝はびっしりと大きく美味しいという。オランダで採れるムール貝はほとんどが輸出される。収穫したムール貝の65%はベルギーへ。フランスとドイツへの輸出も多い。オランダでの消費も増えている。
イールセケは牡蠣の養殖でも有名。村のあちこちにレストランやショップがあり、新鮮なムール貝や牡蠣が食べられる。牡蠣は9月にシーズンが始まる。