オランダのゼーラント、ムール貝シーズン開幕

オランダの南西部ゼーラント州にあるオースタースヘルデ(Oosterschelde)で水曜日、今年のムール貝シーズンが開幕した。ただし今年は暑い日が続いたという割にはムール貝のサイズは昨年に比べて少し小さめ。「しかし数週間でもっと大きくなるので心配ない。」と関係者はコメントしている。

「ゼーラント産ムール貝(Zeeuwse Mossel)は、名前とは裏腹に実は60%は北部のワッデン海で採れている。オースタースヘルデ産は40%だ。 ムール貝養殖にかかる年月は2年。オランダには88のムール貝養殖業者がいるが、収穫されたムール貝はすべてゼーラント州のイールセケ(Yerseke、牡蠣養殖でも有名)に集められ洗浄し工場で梱包される。オランダ産のムール貝の65%はベルギーやフランスそしてドイツに輸出されている。一番おいしくなる時期は9月だという。