夏休みが始まり、ドイツやベルギーなど欧州の道路混雑予想

欧州全土で夏休みが始まるため、今日金曜日から週末にかけて高速道路の渋滞が予想されている。オランダでは南部(ゼーラント、北ブラバント、リンブルグ、ヘルダーランド州)の学校が夏休みに入るため、100万人近くの人が移動を開始する模様。またドイツ北部やベルギーの学校そして一部の企業も休みとなるため、週末は欧州全土で混雑や予想されている。

ドイツ方面では、ブレーメンとハンブルグ付近の高速A1とA7 、さらにアーネムとオーバーハウゼンを結ぶA3とフランクフルトとニューレンベルグを結ぶ高速での渋滞をオランダ自動車協会(ANWB)は警告している。またドイツでは300箇所以上で道路の工事が行われている。

ANWBによればベルギーでもこの週末は混雑しそうだという。とくにこの好天気で海岸方面へ向かう道路は渋滞が予想されている。これに対しフランスの道路の混雑はそれほど深刻ではないらしい。ただし、土曜日には高速A7のリヨンとオランジ間、オランジからスペイン国境へ向かうA9、そしてパリとオルレアンを結ぶA10が渋滞しそうだ。

オランダの学校の夏休みの期間は地域ごとに異なる。3つの地域(北部、中部、南部)に分け、それぞれずらして夏休み期間を設定している。今年は南部の学校は今週末から休みに入るが、来週末からは中部の学校そして21日からが北部の学校が夏休みとなる。

ANWBの道路渋滞、監視カメラ、工事情報