KLMオランダ航空長距離線のエコノミークラスで新サービス

7月1日からKLMの長距離路線のエコノミークラスのサービスが変わる。新しいサービスは顧客の要求を反映したもので、食事サービスの改善と効率化を可能にした。これまではボトル水とお手拭きそしてイアフォーンが別々のタイミングで配られていたため、席についてすぐに映画を見たり水を飲むのが不可能だったが、今後はこの3つが同時に席についた直後に配布される。さらに食事も大幅に改善される。一番の目玉は新鮮なサラダである。トレイの半分がこのサラダと小さなデザートで埋まる。さらに、トレイがよりコンパクトになるため、食事の配布や回収の時間が3分の1も短縮される。このため食事や片付けの待ち時間が大幅に減るという。ただしトレイが小さくなっても食事の量や質は変わらない。さらに食間には、好きなときにアイスクリームやスナックをキッチンに取りに行ける。

また食材は環境に優しいもの、フリーレンジの鶏肉や卵、フェアトレードマークのチョコレートなどを使用している。またCO2の排気を減らすべく、使い捨てのナイフやフォークも一回り小さいものになり、紙のプレースマットも廃止する。
このサービスはまず大阪(関空)や香港、ソウル、ヒューストン行きなどから開始。東京行きは10月28日から開始される。