KLM、機内サービスのワイン、国立美術館の絵画をラベルに

KLMオランダ航空はアムステルダム国立美術館と提携し、2018年5月から6月にかけ、同美術館所蔵の絵画をラベルにした「春の特別ワイン」を機内ビジネスクラスで提供する。

フェルメールの「小路(The Little Street)」やコールテの「ホワイトアスパラ」などオランダ黄金時代の著名画家の「春」をテーマとした5つの作品が選ばれている。高度の高い航空機内で飲んだ時の味わいは地上での味と違うことを考慮し、5種類のワインを選び、それぞれの味に合う春らしい作品をラベルにしている。

国立美術館所有の作品のラベル化は今後も続き、「夏の特別ワイン」「秋の特別ワイン」そして「冬の特別ワイン」が登場する予定。この美術作品のレベルがついたワインは今のところ機内でのみ提供されているが、オランダ国内での販売も検討中とのこと。KLMでは、この春から顧客の声やリクエストを反映し食事やワインを大幅にレベルアップ中。とくに、「Anytime for you」という好きなときに好きな食事をリクエストできるサービスは好評だ。

KLMのワインメニュー