オランダ、大晦日はどうやって過ごす?

オランダの大晦日は、家族や友人が集まりシャンペンを開け、燻製のサーモンやうなぎ、そしてオリーボルと呼ばれる揚げパンや揚げりんごパイなどを食べるという風習がある。そして伝統の最たるものは、12時きっかりに打ち上げ花火を上げるというもの。他国との違いは、花火打ち上げが誰にでも許されているという点だ。街のいたるところで打ち上げ花火が点火され大きな音と光が炸裂する。これが数時間も続くため大晦日を静かにゆったりと過ごしたい人には向いていない。ちなみに、オリーボルは年末になると屋台やパン屋で売られるが、オランダの全国紙ADの試食調査では、ロッテルダムの「Bakkerij Klootwijk」が最高点を獲得している。

さて、オランダのインターネットニュースサイト「Nu.nl」の調査によれば、44%の人が大晦日は友人と過ごすという。40%が家族と過ごすという結果が出ている。
そして、新年の挨拶は、携帯アプリのWhatsappで送るという人が60%、家族や友人の家に直接出向くという人が48%、そして電話で新年のお祝いを述べる人が41%いる。(複数答え)
新年の抱負では、一番多いのが「やせる」(27%)、スポーツをする(26%)、自分を高める学習(24%)となっている。

一番おいしいオリーボル