オランダ、バーンアウト(燃え尽き症候群)急増。とくに不定期契約者に
働く人の間でバーンアウト(燃え尽き症候群)にかかる人が急増している。とくに女性に顕著で、15%の女性が今バーンアウト状態か過去に経験したという。2年前は9.4%だった。男性も6%から9%んい増加している。
ナイエンロード大学とインターメディア紙が行った72,000人の従業員を対象にした調査の結果である。バーンアウトについての項目では、自分でバーンアウトだと申請するだけでなく、医師からも仕事による心身障害(燃え尽き症候群)だと診断されたものも含んでいる。後者はなんとバーンアウトだと申告した人の92%にも上る。
調査を行ったナイエンロード大学の研究者ファン・マイエン氏によれば、仕事上のストレスによるバーンアウト症候群の急激な増大は、パートタイムで仕事をする人の数の増加に関連しているという。固定契約で働く人でバーンアウトを患う人はパートタイムで働く人より少ない。さらに共稼ぎの人や高度技術を持つ人も同様に、この数は減る。つまり、収入が不安定なほどバーンアウトは増えるという結論になる。