オランダ鉄道、長距離急行列車10分に1本を目指す

オランダ鉄道(NS)と鉄道管理会社プロレイルは、水曜日から試験的に「10分列車」ダイヤをアムステルダム、ユトレヒト、デン・ボッシュそしてアイントホーフェンで開始する。

「10分列車」とはインターシティと呼ばれる長距離急行列車が10分間隔で発車するという意味。これまでは15分に1本というダイヤだったが、10分に1本になることで、乗客の待ち時間は減り、空席も増えるというメリットがある。12月に正式にダイヤが変更されるが、それまで試験的に毎週水曜日に限り6路線のインターシティが10分おきに運行することになる。

この実験運行で、オランダ鉄道とプロレイルは、各駅での乗下車時間などのデータを集め、新しいダイヤに活用するという。オランダの列車は遅延や不通そしてラッシュアワー時の混雑などで乗客からのクレームが多い。