フィリップス、ヘルステックで売上拡大
オランダに本社を置く、ヘルステック企業フィリップスは今年第3四半期にさらに売上を拡大したと発表した。電球生産から始まったフィリップス社は、日本ではシェーバーなどの家電製品で知られているが、世界規模では医療関連技術(ヘルステック)が事業の中心となっている。
第3四半期の売上は4%上昇し41億ユーロを計上。さらに利益は昨年同時期から10%上昇し4億2300万ユーロが予想されている。中でも中国の市場での売上が大幅に拡大しており、8%の上昇。ただし西欧での売上は腹ばい状態となっている。
フィリップスはここ数年、ヘルスケアと特殊医療機器に事業を特化している。医療機器ではレントゲンや超音波機器MRIなどの部門で市場を拡大。中でも米国での売上が同社のトップとなっている。