クリント・イーストウッド監督、アムステルダムで映画撮影
2015年、アムステルダムからパリに向かう高速列車タリスの中で、3人のアメリカ人がテロリストを捕まえた事件はまだ記憶に新しい。軍に所属するアメリカ人3人が、カラシニコフ銃と自動小銃を携帯していた男と格闘の末、男を捕らえるという危機一髪の事件だった。この事件を元にした映画「15:17 to Paris」(15時17分発パリ行)が、クリント・イーストウッド監督のもとで製作されている。
アムステルダム中央駅のタリスが発着する15番ホームに、28日クリント・イーストウッド監督とフィルムクルーが撮影しているのが目撃されている。オランダのテレビ局AT5プロデューサーに確認したところ、今月末にアムステルダムでの撮影が予定されていたということで、この情報は確かなようだ。
このところアムステルダムがハリウッド映画で使われることが多い。アクション映画「ヒットマンのボディガード」は運河で撮影されているし、2014年にも「きっと星のせいじゃない」も同様だ。古いものでは、2004年のジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンなどが出演した「オーシャンズ12」。これもアムステルダムの各地で撮影されている。