ロッテルダムでテロリストの疑いで拘束されたスペイン人は無関係

水曜日夜、ロッテルダムのコンサート会場「マースシロ」の付近でバンを運転していたスペイン人がテロ未遂の疑いで逮捕されたが、取り調べの結果無関係だとされ自由の身になった。
この男性はコンサート会場の付近を車で行ったり来たりしているところを、警察に停止を命じられた。車の中にはガスボンベが積まれているのが発見された。ちょうど、スペイン警察からオランダ警察へロッテルダムでのテロの警告が届いた直後だったため、警察はこの男性をテロリストと見なし拘束したもの。男性は不審な運転で目をつけられたのだが、実は酔っ払っていたという。また車に積まれていたガスボンベも、メカニックを仕事としているため、必要な備品だった。

同日、オランダのブラバント州に住む22歳の男性も逮捕されている。コンサートを行う予定だった「アラー・ラス」に対しソーシャルメディアで脅迫をしていたことで、警察はテロと結びつけ身柄を拘束したもの。この男性はブラバント州のセーフェンベルヘンに両親と住む学生。警察は現在取調中だが、詳細についてはまだ公表されていない。