米国の移動遊園地での事故後、オランダの製造会社、国内でのマシーン使用を停止

水曜日アメリカのオハイオ州コロンバスで起きた移動遊園地での事故を受け、オランダの移動遊園地機器製造会社KMGは、オランダ国内での同様な機器の使用を中止するよう呼びかけた。事故が起きたマシーンは、KMG社製の絶叫マシーン「ファイアーボール」。固定された支柱にぶら下がった座席が、回転しながら振り子式に揺れる乗り物だ。コロンバス消防当局によると、この事故でひとりが死亡、7人が負傷した。死亡した男性は乗り物から投げ出されて、乗り場から約15メートル先の地上に落下。目撃者が撮影した動画によると、座席の一部が外れて転落、乗客数人も放り出されていた。事故の原因はまだ明らかにされていない。

KNGによればオランダで同じマシーンは2−3機使用されているという。現在ティルブルグで行われている巨大移動遊園地では、同社製の「カオス」と「ノーティラス」が使用停止になっている。同社は設立以来28年間このような事故は一度も起きていないと発表している。