南欧の天候不順で、オランダでホウレンソウ、ズッキーニ、ナスなどが不足

冬にオランダで販売されているホウレンソウ、ズッキーニそしてナスなどは南スペインと南イタリア産がほとんど。ところが南スペインを襲った豪雨やイタリアでの降雪でホウレンソウは壊滅状態である。このためオランダのスーパーでは、ホウレンソウ不足に陥っている。さらに売っていても価格は25%上昇。今後4−5週間は品不足が続くと、オランダ大手スーパー「アルバート・ハイン」の担当者は語っている。競合のスーパー「ユンボ」はイタリアの専用栽培者と契約を結んでいるので今のところ問題はないらしい。

ここ数年オランダにおけるホウレンソウの需要が高まっている。以前は茹でて調理するのがメインだったが、最近では生でサラダ、スムージー、ピザ、中華などに使われるようになり、消費量は著しく増加している。ただ面白いことに、オランダでは気温が下がるとホウレンソウを食べる頻度が減り、冬野菜の消費が増えるので、現在のホウレンソウ不足はそれほど問題ではないようだ。オランダ人の食べる冬野菜は、エンダイブ、チコリ、ケール、人参などでこちらの供給は十分である。