ホームドクターを病院に常駐させることで、救急患者激減。ハーグの病院で試験中

オランダでは病気になった場合にはまずホームドクターに行くのが決まりで、直接病院に行かない。ただし急を要する怪我や病気の際には病院の救急部門(SEH)に出向く。しかし実際にはこのSEHに行く必要もない場合も多いのが現状らしい。ハーグ市ではSMASHと呼ばれるホームドクターの病院サービスを試験的に行った結果、病院の救急部門に行く患者の数が半分から3分の2も減った。

ハーグにある複数の病院で、ホームドクターを24時間常駐させるという部門SMASHを置いた。SMASHは2013年から病院と保険会社が共同で開始したサービスで、医療費の軽減を目的としている。ホームドクターによる処置は、病院の救急部門での診療より大幅にコストが低い。SMASHの医師はまず患者が実際に救急部門に行くべきかを診断。必要なっ倍は急遽救急部門へ、不要な場合は簡単な治療を受けそのまま家に帰される。

このサービスはまだ試験期間だが、ハーグではかなりの効果が上がっていると満足している。病院の常駐ホームドクターにかかった場合には通常の健康保険で全額カバーされ、自己負担はない。今後このサービスはオランダの他の地域でも採用されるとみられている。