アムステルダム、旅行者による混雑を音楽で緩和?!

夏を過ぎてもアムステルダムを訪れる旅行者の数は減る兆候はなく、人気の場所は混雑を極めている。これを少しでも緩和するために、アムステルダム市は15ヶ所で音楽を流すという実験を行う。皮切りは旧教会や飾り窓のあるアウデケルク広場。ここで心が休まる静かな音楽を流すが、ほかにも画像を流すプロジェクションとライティングの設置も計画している。市は、訪問者による騒音や迷惑行為を積極的に介入することを決定。そのひとつがこの音楽で訪問者の意識を高めるというものである。

このほか市内で自動車の侵入を禁止し歩道と自転車道を増やすという計画もある。さらに観光バスの市内への乗り入れや観光船を制限する。すでに、数人で自転車を漕ぎながらビールを飲む「ビール自転車(Beerfiets)」の中央地区への乗り入れは禁止されている。