アムステルダムの新市長、フェムケ・ハルセマ(元、緑の党党首)氏に

アムステルダム市議会は水曜日夜新市長にハルセマ氏を選出した。アムステルダムの市長に女性が就任するのは今回が初めてである。市長選出委員会のファン・ラメレン氏によればハルセマ氏は「アムステルダムを知り尽くしており、あらゆる層の問題点を理解している。また決定力そして実行力ともに優れている」という。正式に市長に就任するには国務大臣との面接と国王による任命が必要となり、実際には夏過ぎになる。ハルセマ氏は、市民に絶対的な人気のあった故エバーハルト・ファン・デル・ラーン市長を継ぐ。

フェムケ・ハルセマ(52)氏は、1998年から左派緑の党(GroenLinks)の代議士として国会に入る。2002年には同党の党首となるが、2011年には政界から引退した。その後フリーランスでドキュメンタリー番組を作成したり著作活動を行う傍ら、複数の団体の理事長に就任していた。今回のハルセマ氏の選出は党派を超えて歓迎する声が多い。