オランダ経済発展に知的移民受け入れが不可欠、OECD報告書

「今後オランダが経済発展を続けるには、海外からの優秀な人材確保が不可欠である。」先週経済協力開発機構(OECD)が発表した報告書の結論である。2000年にはオランダにおける高等教育を受けた人の割合はEU内で最も高い国に数えられていた。しかしその後ほとんど変化がない。ところが2025年までには高等教育を受けた人材を要する職は240万件、中等教育レベルの求人数は130万人に達する。現状のままだと、オランダ国内ではそれぞれ100万人程度の供給しか期待できない。したがって、今後ますます知的労働者そして一般労働者の需要が増加する。

調査によれば、オランダはEU以外の国からの知的労働者受け入れが他のEU諸国と比べ少ないという。オランダにも知的労働者受け入れの特別措置はあるが、他国に比べ魅力が薄いという調査結果も出ている。現在の海外からの労働者受け入れの条件のひとつに、雇用者がある一定以上の給与を支払うことがあるが、特定の業種や地域でこの条件を緩和することで、労働者不足は解決するはずとOECD。また給与基準を下げることで、海外から女性の流入も増えるはずだと見ている。

またオランダでは留学生の数も飛躍的に伸びているが、卒業後オランダで就職をする学生が少ない。これに関してもOECDは、企業が海外からの留学生の積極的雇用を推進するような措置をとることで、将来の労働者不足が緩和できるとしている。

OECD 報告書