ベルギーで「マヨネーズ法」施行

世界で一番おいしいと言われるベルギーのフリッツ(フライドポテト)に欠かせないマヨネーズ。ベルギーで使われているマヨネーズは80%が脂肪、7.5%が卵黄である。しかし脂肪分を抑える昨今のトレンドそして国際競争力を鑑みて、ベルギー国会で「脂肪分70%そして卵黄5%」という「新マヨネーズ法」が採択された。これまでのマヨネーズは80%、7.5%が義務付けられていたが、今後はこの70%、5%が主流となるはず。

さて肝心な味だが、ベルギー消費者関連省のペータース大臣によれば、脂肪分が少なくても味はほとんど変わらないという。新マヨネーズ法の元に製造されるマヨネーズは「ベルギーマヨネーズ」、これまでのマヨネーズは「トラディショナル・ベルギー・マヨネーズ」と呼ばれることになる。ちなみにオランダではマヨネーズとフリッツソースは別物で、脂肪含有率の少ないものがフリッツソースと呼ばれている。