オランダ人の寿命伸び続ける

65歳で老年年金の支給を受けてから、オランダ人は平均19.7年生きる。AOW(一般老年年金法 = 国籍にかかわらずオランダ在住の人全員が受けられる年金)が導入された1957年に比較し、5年近く伸びている。中央統計局CBSによれば、女性は男性より長生きするが、この差は縮まっている。年金支給の65歳後、女性は20.9年、男性は18.2年の余生を過ごすことになる。この傾向が続くと、100歳まで生きる割合も増える計算になる。現在65歳の人が100歳まで生きる可能性は、60年前の6倍となる。

CBSの試算によれば、2060年には年金支給後の平均余生は25年となる。1980年から男性の平均寿命は女性に近づいている。この背景には男性の喫煙が減っていることがあると、CBSは分析している。

CBSの分析