オランダの人口1700万人に増加

人口減少に悩む日本とは対照的に、オランダの人口は3月21日には1700万人を超えるはずだ。オランダの人口に含まれるのは、通常のオランダ人、海外からやってきた外国人従業員、滞在許可を得た難民、そして6ヶ月以上オランダに滞在し現在難民申請中である人たちである。入国したばかりの難民や違法滞在者は当然のことながら含まれていない。

オランダでの人口増加の要因となっているのは移民で、昨年だけで20万人を数える。これは昨年誕生した新生児17万人を上まる数である。したがって1700万人目となるのは生まれたばかりの赤ちゃんではなく移民という可能性も高い。

1990年にオランダの人口は1500万人を超えた。そして11年後、今度は1600万人の壁を越している。そして18年後の今、更に100万人の増加が記録されることになる。CBSによれば2034年には1800万人となるが、増加率は下がる。これには、現在の高齢者層(団塊の世代)が他界するのと、移民が減るという前提が考慮されている。