オランダ、中国人観光客に大人気、日本人は減る傾向に

オランダは中国人観光客に人気である。2015年の中国人観光客数は2014年に比較し33%増加している。このほか目立つのがルーマニア人とトルコ人の観光客。これとは反対にこれまで多かったロシア人、日本人そしてルクセンブルグからの旅行者が減っている。国別にみると、一番多いのが隣国のドイツとベルギーそしてイギリスからの旅行者である。

オランダでの宿泊客も8%上昇し3700万人を記録。最も多いのがドイツ人の1500万人、続いてベルギー人の500万人、イギリス人の400万人となっている。
これまで多かったロシア人観光客は、オランダとロシア政府間の緊張のせいも影響し、減少しホテルでの宿泊も25%減。日本からの旅行者はベルギーとオランダを同時に訪問する人も多いが、このたびのベルギーでのテロ事件で、オランダへの観光客も減少しているという。

ドイツ人とベルギー人は都市よりも海岸を好み、バンガロー村やキャンプ場に宿泊する人が多い。これに対しイギリス人はアムステルダムなどの都市に滞在する。