オランダ政府、難民用住宅建設を検討

オランダにやってくる難民はまず難民センターと呼ばれる場所に一時的に収容される。その後、難民認定された人はセンターを離れ住宅を与えられるのだが、増え続ける難民に住宅の供給が間に合わなくなっている。住宅だけでなく難民センターでの収容もすでの限界を超えているため、政府は早急にコンテナあるいはプレハブ住宅を建設する意向で検討を始めた。

労働党は、低所得者用賃貸住宅を難民に提供するよう提案しているが、中道右派VVD党は、いまだに入居待ちのオランダ住民への配慮からこれらの賃貸住宅を難民に提供することには反発している。VVD党は、コンテナを住宅に改造した仮設住宅やシンプルなプレハブ住宅を難民に提供することには同意している。
現在、難民センターには合計13,000人が待機している。