アムステルダムでワイン農場を持つのも夢ではない

アムステルダムに自分のワイン農場を持つのも夢ではない。225ユーロ払えば誰でも農場のオーナーになれる。アムステルダムとハーグ在住の3人が、アムステルダムに大きなワイン畑を作ろうと、スローターダイクに1200平米の土地を購入した。2016年には畑作りを開始できる見込み。

南フランスに比べると1年の日照時間がずっと少ないオランダでも葡萄は育つ。品種改良で寒さや少ない日照時間でも育つような葡萄が開発されている。農業で有名なワーヘニンゲン大学が開発したこの新種の葡萄は、すでに2年ほどハーグで育成されている。「この葡萄は夏の間に急速に成長するので、こまめに枝落としをすれば、まっすぐな木に育つ。」とワーヘニンゲン大学のフェルミューレン教授。
計画通りに勧めば2018年の秋にはワインができる、とオーナーの一人は語る。「乾燥しすぎず、雨も多すぎず、暑すぎないオランダの気候はワイン造りに適している。」 アムステルダムではすでに他の農園で、リースリングのような白ワインと、ピノ・ノワールに近い赤ワインとロゼワインが作られており、どれも水準が高いという。

225ユーロで購入した土地で、うまく行けば2018年には約10本分のワインができる予定。