コロナ感染者数横ばい状態

コロナ禍は収まったように見えるが、いまだに感染する人は少なくない。
オランダ国立衛生感染研究所(RIVM)によれば、新コロナウィルスの感染者数は横ばい状態にある。また入院患者数も変わらず、先週は347名だった。ここ7日間でRIVMに登録されたコロナ検査陽性者吸うは5900人と先々週に比べ1.5%増。 ただし、この数字は保健所(GGD)でのコロナ検査で陽性となった人の数であるため、実際にはもっと多い。セルフテストの数はRIVMの統計には反映されていない。

現在一番感染が多いのはオミクロン変種の中のBQ.1というウィルス。RIVMによればこのウィルスがしばらくは主流となりそう。この変異種による感染が、以前の変異種よりも重症化するという事例はまだないという。

検査での陽性反応の数が、パンデミックの危険度を測る尺度にならなくなった現在、RIVMは別の方法で感染の度合いを調べている。排水の中にウィルスがどれだけ含まれているかを調べる方法である。若干の増加はあるものの、過去のコロナ禍時に比較すると低い状態だという。

さてワクチン接種状況だが、先週ブースターを打った人は43,000人とこれまでの毎週50,000人台を下回っている。