コロナパス、追加接種なしだと2月1日で失効

欧州連合(EU)は来年2月から(渡航のための)コロナパスを有効にするために、追加接種(ブースターショット)を義務付けたい意向だ。オランダも基本的にこのEUの措置に同意しており、今後数日間で正式化する予定である。デ・ヨング国民保険省大臣は、国境開放を維持するためにはこのディジタル認定書であるコロナパスは重要だとし、ブースター接種は必須だと述べている。

最後の接種から6ヶ月以内にブースター接種を受けていないEU在住者は入国を認めないという国も出てきている。ただし、EU加盟国は域内の自由な移動を阻止するような規制は認めないというルールもある。また、各国の国内での規制はこれとは別の問題なので、ブースターなしで飲食店に入れるか否かなどはまだ何も決定していない。デ・ヨング大臣はEU各国の同調を呼びかけていると同時に、EU域外からの旅行者へ到着時のPCR検査を義務化したいと考えている。

オランダはブースター接種が遅れており、やっと始まったばかり。「今後2度接種するのに十分な在庫はある。」と発表し、今後追加接種を急ぐと述べている。RIVMによればこれまで67万人が追加接種を受けている。これは成人の約5%と欧州では最低のレベル。

*コロナパスは国内用と国外用に分かれているがこれはEU内用。