午後9時からの夜間外出禁止、土曜日から実施

政府が提案していた夜間外出禁止令は昨日の国会での討論で承認された。ただし当初の20:30からではなく、21:00から4:30までという修正案が議決され、土曜日から実施されることになった。これにより、現在のロックダウン規制が一層強化されることになる。21時に変更されたのは、「家族、子供、学生、そして働く人にとって30分は大きな差。」というのがその理由だ。子供のスポーツレッスンを迎えに行く、仕事のあとに夕食の買い物に行く、など時間の余裕が欲しいという声を反映している。
議会の過半数がこの夜間外出禁止令に賛成していたが、極右の自由党(PVV)、民主フォーラム党、そしてデンク党が反対していた。ルッテ(暫定内閣)首相は、これ以上規制実施が遅れると取り返しがつかないことになることを強調、とくにイギリスのコロナウィルス異変種の蔓延防止策として重要だと反対派を制した。