チューリップ畑に侵入する観光客後を絶たず、被害拡大

オランダのチューリップ畑は観光客に大人気である。「チューリップ畑に入らないでください。」という立て看板やバナーそしてボランティアを導入して、農家は観光客が畑の中に入り込むのを防いでいるが、それでも侵入者は後を絶たない。「観光客が来てくれるのは大歓迎だが畑を荒らさないで」と関係者。観光客は花を踏みつけてチューリップ畑に入り込み写真を撮るという。これが毎年ひどくなっている。観光客は、「立入禁止だとは知らなかった。公園だと思っていた。」と無実を主張する。そこで、園芸農家は進入禁止の立て看板やバナーを用意することになった。

園芸農家を営むペニングスさんによれば、去年も看板を立てたが無視して入り込む人は多く10,000ユーロ近くの損害を被ったという。場所によっては300人もが入り込んでいるとペニングスさん。業を煮やした農家は週末にはボランティアを導入し、観光客が写真を撮ってもいい場所へと導くことにした。
(画像:Omroep West)

チューリップ畑で写真を撮る観光客