マレーシア航空MH17墜落直後の映像公開される

昨年7月17日にアムステルダムを発ち東ウクライナで撃墜されたマレーシア航空MH17機の、墜落直後の映像がオーストラリアのニュースサイトNEWSで公開された。映像は、墜落後ウクライナ親ロシア派武装勢力が墜落現場を捜索している模様を映している。遺体やバラバラになった機体の様子も入っているが、遺体の部分にはボカシを入れている。

反乱軍はMH17を政府軍の飛行機であったと思い込み、飛行士を探していたが、これが乗客機であることを知る様子が映されている。さらにブラックボックスを探した上、乗客のスーツケースを物色する様子も出てくる。
墜落の原因を究明中であるオランダ安全委員会(OVV)は、この映像に対してはコメントを控えている。さらに、この映像を流したNewsCorpも入手のルートについては明らかにしていない。

17日金曜日は、墜落後ちょうど1年となり犠牲者を追悼する式典が世界各国で行われた。犠牲者の半数以上がオランダ人であったことで、オランダのユトレヒト付近のニューウェハインでも追悼式が行われ、犠牲者298人の家族や友人が祈りを捧げた。

NEWS(墜落直後の映像)