スキポール空港、レーザー光線による鳥の一掃計画

アムステルダム・スキポール空港の発表によれば、滑走路付近を飛ぶ鴨などの鳥類を遠ざけるためにレーザー光線を使用する計画がある。実験によればこの新しいレーザー光線はかなり好ましい効果を上げているという。飛行機にぶつかったりエンジンの中に入り込む鳥は航空機にとって大きなリスクとなっている。このためスキポール空港は鳥を追い払うために光線ガンや音響システムなどで実験してきた。またレーザー光が出る懐中電灯のようなものも使用してきたが、距離がある場合には効果は十分ではない。またロボットの猛禽鳥を空港で飛ばすという実験も行ってきた。

空港のスポークスマンによればこの新しいレーザー光線システムが最も効果が大きく、今後この方法で鳥類を滑走路に近づけないようにする計画である。このレーザー光はパイロットの操縦の妨げにならないことも実験で実証済み。