オランダの公共交通、世界で2番目に高く
Aオランダの公共交通機関運賃は、スイスに次いで世界で2番めに高いことが判明した。市場価格比較サイト「Compare the Market」が世界99カ国407都市の生活費を調べた結果である。調査は片道料金と定期券代を元に指数を割り出したもの。物価の高さで知られるスイスがトップなのはうなずけるが、オランダが2位というのは驚きである。
たしかに昨今のインフレや燃料費の高さ(これは世界2位)あるいは住居費の高さを考慮すれば、うなずける数字ではある。車でも公共交通機関での移動も高いとなると、安い移動手段は自転車か徒歩となる。オランダ人が自転車を好む理由はここにもありそうだ。
調査によれば、市電などの片道料金は平均3.35ユーロ。オランダの中でもアイントホーフェンはスイスのチューリッヒに次いで高い。都市別だと、アイントホーフェンに続くのがハーグそしてロッテルダムである。(世界3位と4位)
国別では、スイス、オランダ、オーストラリア、ノルウェーそしてアイルランドが公共交通料金トップ5にランクされている。逆に安いのはスリランカ、パキスタン、ネパール、アルジェリア、ウズベキスタンである。世界の公共交通料金調査詳細はこちらで。