オランダ「子供にも安楽死の選択を」
小さな子どもが治る見込みのない病気で耐え難く苦しんでいる場合、苦しみを和らげるためにも医師は安楽死の選択肢も示すべき。これは昨日のニュース番組でフローニンゲン大学のメディカルセンターの小児科医であるフェルハーゲン教授が語ったもの。
今のところ安楽死の選択は大人にのみ許されている。また12歳以上の子供も親の同意のもとでこれは可能である。さらに1歳以下の乳児も生存する見込みがなくこれ以上の苦しみを与えるのは非人道的だと医師が判断した場合には安楽死は可能となっている。ところが1歳から12歳までの子供にはこの選択肢はない。「この年齢層の子供たちに関しても12歳以上の子供と同じ選択肢を与えるべきである。」と同教授。
フェルハーゲン教授は法の改定を求めている。