道路凍結で、凍結予防の塩撒き車が事故

寒波で道路が凍結している。凍結を予防するためにオランダでは道路に塩を撒いているが、昨夜ハーグで自転車道に撒塩をしていた車が滑り隣接する小川に落ちるという事故が起きた。このほかにも凍結による事故が全国で起きている。

木曜日夜から金曜日早朝にかけてオランダ全土の道路で凍結予防のための塩が撒かれている。合計約500万キロの塩を使い76,000kmの道路を凍結から防いだ。ただ、まだ凍結している場所もあるため運転には注意が必要。場所によっては制限スピードを下げている。高速道路では問題ないが、裏道などで塩が撒かれていない道路では注意が必要だと自動車協会ANWB。

フレーフォランド州のバントでも凍結により車がバランスを失い落水するという事故が起きている。すぐに救助隊が駆けつけたので負傷者はでなかったが車は全損。

オランダ王立気象研究所(KNMI)は全土でコード・イエローという注意報を出し、凍結に注意するよう呼びかけている。凍結は午前中続く予想だ。

凍結による問題は道路だけでなく公共交通機関の遅延も起こしている。とくにバスは遅延や運行停止の場所も多いため、事前に情報をチェックして出かけたほうがいい。オランダ鉄道NSではほぼ遅延はないという。