農家がスーパーマーケットの流通センターを占拠

政府の窒素排出規制に反対する農家は、本日月曜日トラクターで高速道路をデモ運転したり、スーパーマーケットの流通センターを占拠するなどの行動に出ている。

スーパーマーケット業界を統制する中央食料流通協会(Centraal Bureau Levensmiddelenhandelhandel、CBL)は、流通センターのブロックが長く続くことになると、日常の買い物に支障が出ると警告している。CBLはデモに参加している農家に対し、すみやかに占拠を取りやめるよう通達した。

大手スーパーのアルバートハインは、流通センター数箇所で占拠が行われていると発表。「本日の占拠は想定済みなので、消費者の迷惑にならないようすでに対処している。とくに買い物に支障はないはず。」とコメントしている。

他のスーパーでも特に問題は出ていないようだが、CBLはこれが長引くと支障が生じると懸念している。どのくらい長引くと支障が出るのかについては明らかにされていない。一番の懸念は生鮮食品で、一日に何度も流通センターからスーパーへ運ばれているため、これがストップすると無意味な食品廃棄も発生する可能性がある。