現行のコロナ規制、1月14日まで延長。小学校も休暇早まる

12月14日の政府記者会見にて、現行のコロナ規制の延長が発表された。延長は少なくとも2022年1月14日まで続く。コロナウィルス感染者数は減ったものの入院患者数は多く、通常患者の手術や手当が遅れている。また変異株であるオミクロン株に対するワクチン効果などの不確実性もあり、政府は規制を延長した。

現行の規制は、飲食店や小売店などの営業時間の短縮などを含む夜間外出禁止。1.5メートルという距離を保ったり、手を洗い、自宅勤務といった基本的な規定である。クリスマスでも家に招待できる人数は1日4人まで。(ゲスト、ホストともに簡易コロナテストが必要。)これらの規定や措置はこのまま続行される。

■小学校
このほかに、新しい措置として、小学校がクリスマス休暇(通常は24日から)の始まる週(遅くとも12月21日)に閉校する。0−4歳までの保育所は閉鎖されない。学校が休みになった場合、子供はできるだけ自宅にいるようにし、高齢者に近づかない。

■ ブースターワクチン接種
他の欧州諸国から遅れをとっていたブースター接種(ワクチンの追加接種)は急速に早まる。
これまでは最終の接種から6ヶ月以上たった人がブースター接種を受けられたが、これが3ヶ月後に縮小される。これにより18歳以上の人は1月末までに接種が可能となる。国立衛生感染研究所(RIVM)あるいはホームドクターから接種の通知を受ける場合もあるが、自分でGGDに申し込むことも可能である。(オンラインでは以下のリンクから)

■ 補償
政府は文化セクターと企業へ補償を出す。44億ユーロに上る補償金は、飲食店など時短により収益が減った業者、企業そして従業員への支援である。

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