政府のコロナ対策への信頼度、過去最低に
国立衛生感染研究所(RIVM)と保健所(GGD GHOR)が主導で行った調査によると、政府のコロナ対策への信頼度はパンデミック始まって以来最低となった。11月末に46,000人を対象に調査した結果である。
コロナ対策に否定的な人のうち約71%の人が、ウィルスの拡大防止に対しほとんど(あるいは全く)対処していないと考えている。さらに追加ワクチン接種(ブースター)の開始も遅すぎという意見だ。
政府の対策に疑問を感じている人は前回の調査では約40%、その前の調査では25%であった。
政府の対策に肯定的な人は16%しかいない。ほぼ半数が対策に対し否定的で、40%はどちらでもないというスタンスである。ワクチンを受けていない人を見ると、対策に肯定的な人は2%のみ。91%がコロナ対策は認められないと否定的だ。
ただGGDやRIVMによると、今回の規制を遵守している人は多い。飲食店の利用を控えたり、家への訪問者を減らし、在宅勤務を増やし、人との距離を開け、症状がある場合には検査をするといった基本的な制約は、以前よりも守られているという。