感染者増加でコロナ規制再開(11月2日の記者会見)
コロナ感染者が増加し、入院患者が増えるなど医療が逼迫しているのを受け、2日政府は記者会見にて新しい規制を設けることを発表した。
これまでの握手などの接触を避けたり在宅勤務をするなどの基本的な規制のほか、また1.5メートルのソーシャルディスタンスが義務付けられるようになった。
さらに公共交通機関以外でもマスクの着用が義務付けられる。店舗、駅構内、病院、老人ホーム、市役所などの屋内の公共の場所ではマスクを着用しなければならなくなる。中高、大学でも移動時には義務付けられる。美容師、マッサージ、指圧師といった接触業でもマスク着用が必要となる。例外はセックスワーカーでマスクは不要。
コロナチェック(グリーンパス)を提示が必要な場所ではマスク着用の義務は生じない。つまりコロナチェックを義務付けられている飲食店ではマスクは不要。
コロナチェック証明書(QRコード)の提示場所が拡大する。これまで不要だったスポーツジム、美術館、飲食店のテラス、アマチュアスポーツ競技、ダンスや音楽学校での授業でもQRコードの提示は必須となる。ただし18歳以下の人は不要。
さらに在宅勤務もまた復活する。勤務時間の最低半分は在宅で行うことが強く勧められている。政府は現在、勤務場所でもコロナチェック証明書の提示を法令化することを検討している。
11月半ばにはさらに厳しい規制が設けられる可能性もあるが、現在の規制で再評価し、11月12日にもう一度記者会見で発表される予定だ。